ハンコの土台を工夫してみよう

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ハンコを作るときには土台を工夫してみましょう。ゴム印の場合にはゴムの部分と土台を接着することで制作するのが一般的です。この土台の選び方や作り方によってハンコの完成度にも大きな違いが生じます。自作するときにも業者に依頼して制作してもらうときにも肝心なポイントなので、どんなことができるかを理解しておきましょう。

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ハンコの土台が生み出す違い

ゴム印などの印影部分が同じだったとしても土台を変更するだけでハンコには大きな違いが生まれます。土台の部分で工夫をする必要が本当にあるのかどうかを理解するために、まずはハンコの土台がどのような違いを生み出すのかを確認しておきましょう。

ハンコの土台の違いがもたらす影響は大きく分けると二つあります。一つ目の影響はハンコの押しやすさです。ハンコを押すときには土台の部分を持ち、紙などに押し付けることになります。持ちやすい土台なら何枚も連続して押すのが簡単で、均一に力が加わるように設計されていれば簡単に鮮明な印影を作れるでしょう。

持ちにくかったり、押す力が均一にならなかったりするとハンコをうまく押せなくなりがちです。押しやすさにはハンコ全体の重さも影響します。ハンコを使うシーンや使う人に応じて適切な重さになるように素材や形状を設計すると使い勝手が良くなるでしょう。

二つ目の影響はハンコのデザインです。ハンコは押すためのものであると考えてしまうとデザインは関係ないかもしれません。しかし、会社印のような重要なハンコをデスクの上に置いてあったときには、見た目で重厚な存在感があると対外的な印象が良くなるでしょう。

営業担当者などが持ち歩く印鑑なども、存在感がしっかりとしていると取引先からの評価が高くなると期待されます。また、小学校や幼稚園などでハンコを児童に使わせるときには、持ち手になる土台の部分が可愛らしくデザインされていると喜んで使ってくれるでしょう。

実印を美しいデザインに仕上げればインテリアにもできます。シーンや利用目的に応じたデザインをするとハンコの価値も高くなります。土台部分は物理的にハンコの大半を占めています。土台にこだわってデザインすると魅力的な姿のハンコを作るのが比較的簡単です。

素材や色、大きさや形状など、こだわれるポイントもたくさんあります。魅力の大きいハンコを制作するには土台に工夫をするのが合理的なのです。

ハンコの土台として一般的な素材

ハンコの土台としてどのような素材が用いられることが多いのでしょうか。ゴム印の場合には木製の土台が昔からよく用いられていますが、プラスチック製の土台も安価で丈夫なことから頻繁に選ばれています。プラスチックとしてはアクリル樹脂が一般的ですが、軽量性や質感、耐久性などの目的に応じて様々な種類のプラスチックを選ぶことが可能です。

ハンコの土台には象牙や大理石などのように高級な素材を使用することもできます。誕生石を使用して誕生日プレゼントにしたり、願いを込めてパワーストーンを使用したりできる業者もあります。また、近年人気になっているチタンなどの特別な金属を使って土台にする方法もあるでしょう。

基本的に土台の素材の選び方は自由です。業者に依頼する場合にはここで紹介したような一般的なハンコ制作に用いられている素材しか対応してもらえないケースが多いでしょう。しかし、自作する場合には無限大の可能性があるので、これらにこだわらずに考えてみるのが大切です。

業者に依頼するなら検討したい土台

ハンコを業者に制作してもらうときには土台として何が望ましいのでしょうか。プラスチック製や木製は無難で費用も安いので、まずは検討してみると良い土台の素材です。プラスチックも木も加工性が良いため、形状の自由度はかなり高いのが魅力です。

土台の形状にこだわりたい場合にはプラスチック製や木製を選ぶようにしましょう。ただ、もっと秀逸なデザインにしたいというケースもあります。その際には目的に応じた素材を選ぶのが重要です。金属光沢による重厚感を重視しつつ、押しやすさも大切にしたいならチタン製の土台が適しています。

高級感を優先するなら象牙などの高級素材を使用すると良いでしょう。

自作なら使ってみたい土台

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ハンコを自作するときには自由度があるので創意工夫をすることができます。ここで自作に向いている土台の素材と特徴を確認しておきましょう。まず木製は業者に依頼する際と同様に加工性が良いので魅力的です。既に成形された木材も市販されていますが、やすりやカンナなどを使って自由に形を整えることもできます。

形状にこだわりたいときに個人が最も加工しやすい素材でしょう。消しゴムをそのままハンコにしてしまうのは昔から人気の方法です。消しゴムを彫ってハンコにするのが主流ですが、ゴム印を作るときに土台として消しゴムを使うこともできます。

消しゴムはカッターなどで簡単に成形できる点で優れているので、形状にこだわりたい人に向いている素材です。また、使いやすさと作りやすさを考えるならステンレス製品やガラス製品を土台にするのも良い方法です。円筒型や直方体型の小さなステンレス製品やガラス製品にゴム面を接着するだけで完成します。

土台がしっかりとしていて重みもあるので押しやすく、平らに成形されている製品を選べば均一に押すことも簡単です。インテリアグッズとして販売されている製品を選び、底の部分にゴム面を接着すればインテリアとしてもハンコとしても使えるでしょう。

土台を決めてからハンコを作ろう

土台を重視して工夫をしたいときには、ゴム印部分を作るよりも先に土台を決めるのも良い方法です。特に自作をするときには調達できる土台の製品が限られていることもよくあります。手に入った土台に合わせてゴム印部分を作れば見事な仕上がりにできるでしょう。

先にゴム印部分を作ってしまうと土台の選択肢は限られてしまうので注意しなければなりません。

ハンコの土台にこだわって完成度を上げよう

ハンコの土台は押しやすさに大きな影響があるだけでなく、ハンコのデザインを決める重要な部分です。目的に応じて適切な土台を選ぶようにするとハンコの完成度も高くなります。業者に依頼するときにも土台に使用できる素材が増えてきていますが、自作なら自由に決められます。

ベストな素材を考えてハンコの土台の工夫をしましょう。